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2005年 08月 10日
日頃朝がつらくて仕方がないわたしにとっては珍しく、 朝食が待ち遠しくて妙に早く目覚めました。 前夜の食事が、普段の生活では食べ始める時間には終わっていたからかも? 空腹で目覚める朝って、すごく健康的!! 温泉たまごや朴葉みそで、ご飯が進んでしまいます。 ほかにも食事をしているお客様がいらっしゃるので、 あまりワサワサ動き回るのも失礼かと思い、まずは自分の席から天井を。 太い梁に渡した竹を使って、自在鈎が吊されています。 中央の囲炉裏を囲むようにしてお客様の食事用テーブルが置かれていますが、 場所によっては梁から直接吊してあったり、写真のように竹を利用していたりと、 いろいろのようでした。 これを外すと天井の低い隣の部屋と繋がり、この広間はもっと大広間に。 ちなみに隣の部屋もお客様の食事に使われている部屋ですが、天井が低いんです。 その天井の上は、蚕部屋だったのかな?(憶測) 旅館のかたにお話を伺い忘れてしまったことが悔やまれます。 広げてみるとものすごい大きさでびっくりしました。 この熊が立ち上がったら、人間なんかより遙かに大きくてコワイでしょうねえ。 40mmほどの長さの毛は硬く、ごわごわしています。 中央の囲炉裏の脇にも敷かれていましたが、あまり座り心地はよくないです。 一晩で乾燥させ、それを業者さんに引き渡して加工され、それが市場に出るのだとか。 手前には水車とちいさな池があり、鯉がたくさん泳いでいました。 実は「百姓座敷に泊まれる」と思っていたので(笑)、 客室はごく普通の旅館といった感じでちょっぴりガッカリしたものの、 短い渡り廊下で繋がっている隣の棟の囲炉裏のある百姓座敷は、 情緒があって、居心地も良かったです。 * チェックアウトをして、このあと前日断念した畳平へ向かいます。
by coconeil
| 2005-08-10 12:45
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