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2004年 11月 01日
面白い本を読みました。
ssnostalgiaさんのブログで知った「スタインウェイ戦争」。ピアノを弾くのや聴くのが好きとか、仕事上関係があるという人だけでなく、ご自身で事業されている方にお勧めの本ですね。 「出る杭は打たれる」 これ、率直な感想。 妬み、嫉み、やっかみ。その杭に勢いがあったり、知恵があったりすればするほど、出るたびに上から打ち付けたくなるのが、人間が持っている醜い部分なのですね。現在の自分の立場を脅かそうとする者、優位に見える者を排除したいという気持ち、動き。どこの世界にも、そういう人(または企業)がいるものですよね。これを読んでくださっているあなたの周りにも、いませんか?そういう人や会社が・・・。 けれど、高木裕 氏は負けなかった。氏の発想力や機転、機動力。そしていかなる事件に遭遇しても屈せず、ばく進していくその態度をわたしは見習いたい。もちろん容易いことではないけど。 そういえば子供の頃、家にアップライトのピアノがありましたが、調律に来てくださるお姉さんがとてもピアノの上手な綺麗な方で、憧れを持ってその仕事を見ていたことを思い出しました。以来、調律師という職業の方と接することがなかったわたしですが、かのスタインウェイにニューヨークとハンブルグという種類があることや、流通の仕組み、ピアニストと調律師との関係などを垣間見せていただけたことも、本書が面白かった理由のひとつです。 ただ、ちょっと疑問が。 なぜ、まだお若い高木裕 氏の半世紀を出版しようと思い立ったのかな。元々は氏の経営する会社からの依頼だったとのことですが。また、本書に頻繁に登場する某商会は、この本をどう読んだのかな。まったく読んでないわけないと思うんですよね。この書籍によって文字通り「戦争」を仕掛けられたように感じたりしなかったでしょうか。今度はそのあたりを、別の視点で知りたい気もしました。。
by coconeil
| 2004-11-01 18:44
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